わたしについて、少しだけお話をさせてください。
犬との暮らしに憧れたけれど、現実は驚きと戸惑いの連続でした
ずっと犬と暮らすのが夢でした。でも、初めて迎えたのはペットショップで売れ残っていた少し気難しい子。
1歳になるまでお腹の調子が悪く、毎日病院通い。帰宅すると部屋はトイレまみれ、抱っこしようとすると噛まれる…。
「こんなはずじゃなかった…」理想と現実のギャップに悩み、ついには「ペットショップに戻そう」と口にしてしまったほど、苦しい時期がありました。
それでも諦めたくなくて、パピークラスに通ったり、トイレや暮らしの環境を工夫したり。
ドッグフードの匂いが苦手なら手作りごはんを試す、そんな小さな積み重ねの先に、犬との暮らしが楽しく充実してきました。

早朝の公園散歩とか街をブラブラしながらカフェに一緒に入ったり、旅行にいったり。犬がいるだけでシンプルなことが楽しくなりました!
保護犬との出会いが“私の人生”を変えた
2頭目からは保護犬を迎えるようになりました。
ブリーダー崩壊で放棄された子や、膝が外れ心臓疾患を抱えた子、生まれつき障がいがある子…。
学生時代、海外の孤児院でボランティアをした経験から「この子にも居場所を」と思い、医療措置が必要な犬や里親がつきにくい子を家族として迎えました。
19年の間に14頭の保護犬と暮らし、その内8頭を看護や介護を経て天国で見送りました。
ほとんどの子は慢性的疾患、心臓病、先天的な奇形、車椅子生活が必要な子もいました。
そして2頭目には倒産したブリーダーで放棄され保護団体に保護された子を迎えました。
彼らは「長く生きることだけが大切じゃないよ、与えられた命を精一杯生きることが大事なんだ」と教えてくれた大切な我が子たちです。



生まれつきの心臓病や未熟児、奇形で生まれて車椅子生活が必要だったり、免疫疾患の子もいました。
与えられた寿命までを精一杯生きることが大切だと教えてくれました♡
動物病院だけでは届かないケアがあるから、“お家でのケア”が必要だった
通院や治療はもちろん必要です。
ただ、この19年間で動物病院に通うだけでは解決できない悩みをたくさん経験しました。
薬や治療だけではなく、自宅でできるケアを取り入れることで、病気や疾患と上手に付き合いながら穏やかな時間を過ごせることに気づきました。
「飼い主が愛犬のホームドクターになる」
そう思って学んだのが、体質に合わせたごはん作りや、薬膳・マッサージなどのホームケアです。
もちろん、寿命はそれぞれ。でも、病気があってもシニアになっても、最後まで楽しくしっかり生きてもらいたい。
そのために、動物病院と家庭の間をつなぐ存在として、飼い主さんが安心して続けられるケアをお伝えしたいと思っています。



それぞれに持っている寿命は違うので、長く生きることというよりは、与えられた寿命を楽しくしっかりと生きてもらいたいと思っています。
いま、私が届けたいこと
犬との暮らしは楽しいことばかりじゃなく、悩みや不安もたくさんあります。
「これって病院に行くほどじゃないけど気になる…」
「シニア期や持病のある子にどんなケアができるのか知りたい」
そんな小さな悩みを気軽に相談できる場所として、オンライン相談やカウンセリングを行っています。
場所を選ばず、継続的に、飼い主さんと一緒に愛犬の変化に寄り添う。
私が経験した苦しさや悩みを、これから犬と暮らす誰かの“安心”に変えたい。
愛犬との毎日が、もっと楽しく、もっと穏やかになるように。
そして最期を迎えたときに、悔いなく、「やりきった!」と思えるように。
そんな願いを込めて、犬のホームケアをお届けしています。
この場所に来てくださった方へ
愛犬の健康管理は、病院任せでも飼い主さんだけの負担でもなく、
“家庭と専門医療の間”をうまくつなぐことで、もっと楽に、もっと安心できると考えています。
「最後まで悔いのない毎日を過ごせるホームケア」を飼い主さんと一緒に作っていきますので、お気軽にご相談ください。
